ということで，まずはHOSPITAL.から,rmt。 さっきも書いたけど，私，カドゥケウスシリーズが好きだったのよ。Wiiの「」がとくにね。その理由は，Wiiリモコンをちゃんと使わせてくれている感じがしたから。でも，Wiiも昔に比べて本体が普及したし，ソフトもだんだん作品としてこなれてきている感じがして，手術ゲイムそのものが古臭くなっちゃったんじゃないかなーって危惧してたのよ。 カドゥケウスって，それほど完成していた作品だと思うの。だから，HOSPITAL.になって，ひょっとして続編はヤバいパターンかも？ って不安があったわけ。 イヤ，別に「ソロモンの鍵2」のことをいってるわけではないし，「ナイナイの迷探偵」のことをいってるわけでもないわよ。誤解なきよう。 まぁソロモンの鍵2は，ゲイムの内容というよりも，スーパーファミコンに時代が移り変わろうかという真っ最中にファミコンで発売されたという意味で，時期が悪かっただけだけども。ナイナイの迷探偵は，貧乏学生だった時期にコツコツお金を貯めて買ったという経緯があって……ただひたすらショックでした，とだけいっておこうかしら。 ともかく！ そんなさまざまな続編の恐怖がうっすらと脳裏をかすめる中，HOSPITAL.はどうかというと！ 非常に面白いのではないかと。 6人の主人公がいるのがいい。6人いるってことは6種類のゲイム性があるわけで。そこがいい。正直，全部が全部Wiiの特徴を生かしてるか？ という点には疑問符がつくけど，単純にどれも面白いわ。結果，Wiiである必然性は保たれてる。そして，1話のプレイ時間が短いのがいい。 もちろん，6人の物語の中には1話にそこそこ長いプレイ時間が必要な人もいるけど，基本的にはサックサク。コレ重要。33歳のワールドカップ脳には超重要。だって，ハーフタイム中に1プレイできるんだもん。カドゥケウス好きはもちろん，手術ゲイムってなんじゃい？ って思ってる人は是非。 たぶん持ったイメージどおりで，それでいて意外とスマートにプレイできるから清々しいわよ。 そしてゴースト トリック。逆転裁判シリーズの巧 舟（たくみ しゅう）氏がディレクターを務めている作品ということがクローズアップされてるけども，私の場合，「誰が作ったか？」って部分はさほど重視してないのね。なので，極めてフラットな視点でプレイしてみたの。 ハイ。ちゃんと面白い。この作品が巧氏の名前を使ってる以上，ゲイマーの多くは「じゃあ結局『逆転裁判』シリーズと何が違うの？」って部分を知りたいんだろうと思うんだけど……。 私なりにプレイした立場でその答えを出すならば！ なんで私が出さなきゃいけないのか分かんないけど，あえて答えを出すならば！ 「ゲイムとしては全然違うけど，雰囲気は似てる」 これ，目に見える部分だけではなくて，面白さの伽孳灢门肖冉じ肖袱胜韦琛！袱长欷长Δ胜盲郡椁长Δ胜毪瑜汀工盲皮いΕ靴亥氲膜什糠证趣恕,DQ10 RMT?strong>ロジカルに物事を考えて答えが出ると，面白いでしょ？ って，ゲイムからのメッセージが伝わってくるわ。 私は高校時代，テストで8回連続0点を取ったことがあるほどの数学の天才だったんだけど，数学を面白がれる人って，きっとこういう種類の面白さを見出してたんだろうなって思うわ。 逆転裁判は推理ゲイムだから，ロジックはどうしたって必要になるんだけど，それを推理物とはちょっと趣の違うゲイムでも突き詰めていったってことが，単純に凄いわね。 その手のロジック好きや数学が得意な人は，安心してプレイしていいでしょうね。あ，数学の天才である私でも面白かったわけだから，文系の人も大丈夫よ。 とまあ，こんな感じで久しぶりに純粋に新作を紹介したわけだけど，ゲイムって面白いわね。自分のプレイで世界が作れるって，とてもクリエイティブなことなのよね。だからゲイムが好き。これからも胸を張って，人を殴り飛ばして得た賃金をゲイムに浪費しようと思うわ。 ところで，サッカー見てて，思わず選手をコントローラで操りたくなってしまうのは，ゲイム脳なのかそれともワールドカップ脳なのか。ま，楽しいからどっちでもいいや。また来週。
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