2013年1月20日日曜日

【西川善司】東京モータショー探訪記。エコカーブームの最中にスポーツカー中心で見てきた話_5

。  もちろんコンセプトカーですが,往年の名車「ビート」の復活をイメージしているともいわれ,1500(W)×3570(D)×1100(H)mmと,軽自動車に近いサイズとなっています(※正確には微妙に大きい)。このコンセプトモデルは完全なEV(電気自動車)ですが,このスタイルで軽自動車のハイブリッドスポーツとして出てきたらちょっとワクワクしますね。 ●日産ブース  モーターショウ直前に発表された2012年仕様「GT-R」は,報道関係者招待日には展示されず。代わりに,日産のモータースポーツ部門であるNISMOブランドで,コンプリートカー「JUKE NISMO CONCEPT」が展示されていました,FF11 RMT。  ショー開幕直前,日産は,Diablo3 RMT,モータースポーツ向けの競技車両だけでなく,スポーツテイストを強めに加味したロードゴーイングカーをNISMOブランドでリリースしていくマーケティング戦略を打ち出していますが,JUKE NISMO CONCEPTは,そのメッセージ的なコンセプトカーだそうです。  マツダがマツダスピードブランドでハイエンドモデルを出していますが,あの図式を日産にも持ってこようというわけですね。 都市派SUVとして好調に売れているJUKEのNISMOバージョン。ますます鯨っぽくなってきた ●マツダブース マツダブースの目玉は次期「アテンザ」のデザインラーニングと噂されるコンセプトカー「雄」。オスではなくタケリと読むらしい  ロータリーエンジン搭載の「RX-8」がついに2012年6月で終了するそうです。  以前,ロータリーエンジンの種火が消えたのは,我が愛車でもあるRX-7が生産終了した2002年のことでした。そしてRX-8のデビューは2003年。前回は1年足らずでロータリーは復活しましたが,現在のマツダは環境性能を追求する「SKYACTIV TECHNOLOGY」の開発とその採用に注力しているので,今度の「ロータリーの沈黙」は長引くことでしょう。 ●スズキブース  スズキのスポーツイメージリーダーといえば「スイフト」をおいてほかにありませんが,なかでもホットなモデル「スイフトスポーツ」の新型がついに登場しました。直列4気筒の1600ccエンジンなのは先代と変わらないながらも,メカのチューンが進み,馬力もトルクも従来モデルより向上。また,このクラスでは貴重な6速マニュアルトランスミッションが採用されたこともトピックです
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